ごあいさつmessage
昭和40年12月、神戸市港湾局の指導のもと、関係するタグボート運航会社が相集い「社団法人神戸タグ協会」が設立され、翌年2月より業務を開始しました。その後、スラスター装備船の普及、阪神・淡路大震災による神戸港の被災、そして強制水先規制の緩和等の度重なる苦難に見舞われましたが、関係各位のご支援を頂きながら乗り切ることができました。平成23年2月には「協同組合神戸タグ協会」へ移行しましたが、設立以来50数年間にわたり、神戸港に入出港する船舶の安全な離着岸を目的とし、タグボートの共同配船事業を行ってまいりました。
タグボートは、港湾法で「船舶の離着岸を補助するための船舶」として「港湾施設」に位置付けられています。これからも神戸タグ協会は、神戸港に必須の港湾サービスとして、確実・迅速かつ効率的な配船業務を行っていくことにより、神戸港発展の一翼を担っていきたいと考えています。
令和6年5月吉日
協同組合神戸タグ協会
理事長 安岡 正雄